猫と芝生で昼寝したい。

行き詰ったとしてもどうにかなるから、とりあえず猫と芝生で昼寝しようよ。

骨髄ドナー体験談④~大人になってはじめての入院~

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前回の記事はこちら。

 

dokodemo28.hatenablog.com

 

 

入院当日。

ついに骨髄提供のための入院の日がやってきました。3泊4日の予定で、手術は明日。

午前中にコーディネーターさんと入院の受付を済ませ、部屋に案内してもらいました。今回は個室を用意してくれており、部屋の窓からは山が見えて景色がきれい‥!

 

その後担当医(女性の方で優しそうで安心。)の方や担当してくれる看護師さんなどが挨拶にきてくれたり、採血をしたり。

後はゆっくりしてくださいと言われたものの、急に看護師さんが入ってきたり、トイレもカーテンでの仕切りだけでそわそわしました。

 

おひるごはんを食べ(病院の食事、意外とおいしかったです。量は足りなかった・・)、暇なので読書をしていました。

入院中のお風呂事情。

手術の前日はシャワーを浴びれます。むしろそれ以降は退院するまで入れません!!と言われていたため、もうピッカピカにしょう!という気持ちでシャワーを浴びました。

 

さっぱりしたものの、(これであと3日間はお風呂入れないとかきつすぎ・・)と内心思っていたところ、優しい看護師さんから「明日の朝、手術前にさっと入っても良いですよ!」とのお言葉が・・・!!
本当なら朝は入浴の時間外のようでしたが、健康体で入院しているためかOKが出ました。これはありがたかった・・! 

骨髄提供の手術前夜に考えていたこと。

そして夜。翌日の手術に向けて、経口補水液を朝までに2本飲んでおいてください!と言われていたためがぶがぶ飲み、暇すぎて読書をして、時間を過ごしました。

21時に消灯です~と言われたため大人しくベッドに入っていましたが、こんな時間に寝られるはずもなく・・

 

(ついに明日手術か~全身麻酔ってどんなだろう・・)

(患者さんはどんな人なのかなぁ。いま移植を待ってるんだよな~)

(手術後痛いのかな~未知の世界だな~)

なんて考えながら、あまり緊張もせずにベッドに横になっていました。どこでも寝られる私はいつの間にか寝てて、気づけば翌日の朝を迎えました。

ちなみに読んでいた本。

入院中は暇すぎて暇すぎて、本がなければ耐えられませんでした。

元々入院中の暇つぶしのために買っていた3冊のうち、この一冊がとってもおもしろくて、良い息抜きになっていました。

山女日記 (幻冬舎文庫)

山女日記 (幻冬舎文庫)

  • 作者:湊 かなえ
  • 発売日: 2016/08/05
  • メディア: 文庫
 

登山好きの私としては共感することも多く、病室から見える山々に思いを馳せて、 (退院したら登山する!!)というのをモチベーションにして日々を過ごしていました。