骨髄ドナー体験談④~大人になってはじめての入院~
前回の記事はこちら。
入院当日。
ついに骨髄提供のための入院の日がやってきました。3泊4日の予定で、手術は明日。
午前中にコーディネーターさんと入院の受付を済ませ、部屋に案内してもらいました。今回は個室を用意してくれており、部屋の窓からは山が見えて景色がきれい‥!
その後担当医(女性の方で優しそうで安心。)の方や担当してくれる看護師さんなどが挨拶にきてくれたり、採血をしたり。
後はゆっくりしてくださいと言われたものの、急に看護師さんが入ってきたり、トイレもカーテンでの仕切りだけでそわそわしました。
おひるごはんを食べ(病院の食事、意外とおいしかったです。量は足りなかった・・)、暇なので読書をしていました。
入院中のお風呂事情。
手術の前日はシャワーを浴びれます。むしろそれ以降は退院するまで入れません!!と言われていたため、もうピッカピカにしょう!という気持ちでシャワーを浴びました。
骨髄提供の手術前夜に考えていたこと。
そして夜。翌日の手術に向けて、経口補水液を朝までに2本飲んでおいてください!と言われていたためがぶがぶ飲み、暇すぎて読書をして、時間を過ごしました。
21時に消灯です~と言われたため大人しくベッドに入っていましたが、こんな時間に寝られるはずもなく・・
(ついに明日手術か~全身麻酔ってどんなだろう・・)
(患者さんはどんな人なのかなぁ。いま移植を待ってるんだよな~)
(手術後痛いのかな~未知の世界だな~)
なんて考えながら、あまり緊張もせずにベッドに横になっていました。どこでも寝られる私はいつの間にか寝てて、気づけば翌日の朝を迎えました。
ちなみに読んでいた本。
入院中は暇すぎて暇すぎて、本がなければ耐えられませんでした。
元々入院中の暇つぶしのために買っていた3冊のうち、この一冊がとってもおもしろくて、良い息抜きになっていました。
登山好きの私としては共感することも多く、病室から見える山々に思いを馳せて、 (退院したら登山する!!)というのをモチベーションにして日々を過ごしていました。