猫と芝生で昼寝したい。

行き詰ったとしてもどうにかなるから、とりあえず猫と芝生で昼寝しようよ。

骨髄ドナー体験談③~最終候補者に選ばれました。~

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 前回はこちら。

dokodemo28.hatenablog.com

 

前回の記事を書いてからだいぶ日にちが経ってしまいました。

コロナでの慣れないリモートワークによって、PCに拒否反応・・笑

 

生活も落ち着いてきたので、再び再開します~

 

 調整の結果、最終候補者に選ばれました。

もうタイトルの通りですね!

確認検査が終わって約一週間後、コーディネーターさんから連絡が来ました。

検査の結果に問題がなく、最終候補者に選ばれたとのこと・・!

 

この一報をうけ、覚悟はしていましたが、ぐっと身が引き締まる思いになりました。

 

最終的な意思確認をしたいとの連絡を受け、家族の代表者と同席が必要なので調整してほしいとのこと。 すぐに母親に連絡を取り、日程の調整をしました。

 

最終同意当日

母親と面談をする病院の近くで待ち合わせをし、せっかくなので外食をしようとお寿司を食べに行きました。

思えば母親と二人で外食するなんでいつぶりだろう‥?家族の近況などを話ながら、骨髄ドナーになったことで思いがけず家族と向き合えたな・・としみじみしていました。

 

美味しいお寿司を食べ終え、いざ病院に。

エントランスにつくとコーディネーターさんが待っててくださいました。そのすぐあとに担当してくれる弁護士さんも到着し、ご挨拶。

普段弁護士さんとお会いする機会もなく、「なんか不思議~」なんてのほほんと考えていました。

 

いざ最終同意。がちがちの母親‥。

会議室のようなスペースに通され、私・母親・弁護士さん・担当医・コーディネーターさんで向き合うような形で着席。

担当医の方が丁寧に説明をしてくれました。

ところどころで質問はないか聞いてくれていたのですが、母親がほぼ無言・・うつむいてしまっていました。

 

というのも、手術の後遺症など、医学的な面での説明も丁寧にあったため、”万が一”のリスクがあるということを改めてつきつけられる時間でした。

私はもう何度も調べて説明も受けていたので、今更なんとも、という感じでしたが、母親の気持ちを思うと申し訳なくなりました。

(これはまずい‥説明聞いたら不安にさせちゃったかな‥)

 

最終的に同意書に署名・捺印をしなければならず、母親が同意してくれるか不安に思っていましたが、意外にもすんなりと無事サインをしてくれました。

 

後から聞いたら「緊張してたのと老眼で書類があんまり見えなかった・・眼鏡忘れてた!」とのこと‥なんだ‥

 

入院日程の調整、手術を待つ日々。

最終面談が終わり、あとは実際に提供をするのみ。手術のための入院日程の調整が必要でした。

幸いにも理解のある職場でスムーズに調整することができ、約1か月後の入院が決定しました。

 

ここから患者さんは移植に向けた放射線治療など、大変な日々を過ごされると知っていたため、入院まで体調を崩さないように、事故にも合わないように!と注意をしながら過ごしていました。

さらに入院直前は激しい運動なども控えるよう言われていたため、趣味の登山もせずにのんびりと毎日を送っていました。

 

つづきます。