フリーランスの味方「フリーナンス」とは？評判と利用方法をまとめてみた

2018年10月にサービスがリリースされた「フリーナンス（FREE NANCE）」、ご存知でしょうか？パッと目に付くロゴを見たことがある方も多いかもしれません。

（このかわいいイラスト付きのロゴです。）

フリーナンスは、主にフリーランス（個人事業主・小規模事業の法人含む）を対象として、売り上げの専用口座を開設することができるサービスです。

個人的にとても気になるサービスでしたので調べてまとめてみました。

フリーナンスのサービス内容

フリーナンのサービス内容は大きくわけて３つです。

1. 無料で振り込み専用口座が開設できる
2. 仕事上の事故補償（情報漏洩などの事故も含む）「あんしん補償」も無料
3. 請求書を現金化（売り上げの即日払い）

それぞれ詳しくみていきましょう！

 

振り込み専用口座の開設（無料）

【FREENANCE】のホームページにアクセスし、振り込み専用口座を無料で開設することはできます。

振込口座は屋号（お店の名前）やペンネームなど、フリーランスとして活動している名前を口座名義にすることができます。

（大手銀行などだと、屋号の登録ができなかったりするので、これは便利！）

振り込まれた売上金は週に一度、自分の金融機関の口座に振り込むことが出来ます。この手数料も、フリーナンスの負担です！

ただここで気を付けなければいけないのが、この専用口座は「法人からの振込のみ」という点です。個人間のビジネスの振込は扱うことが出来ませんのでご注意ください。

万が一の事故に備える「あんしん補償」がついてくる！

口座を開設すると無料でついてくる（！）「あんしん補償」とは、お仕事中の事故や納品物の欠損を原因とする事故の補償（最高5,000万円）だけでなく、情報漏洩などの事故の補償（最高500万円）が受けられるサービスです。

会社員と違い、個人で仕事をしていると、心配になるのが万一の事故。

無料でこの補償額はとても嬉しい！いくら気を付けていても、パソコンがウイルスに感染してしまう可能性もあります。

また、フリーランスをしている本人だけでなく、発注をする企業側からみても、補償に加入しているというのは、仕事を発注するうえでプラスの評価となりそうです。

請求書を現金化（売り上げの即日払い）

この即日払いというのがおもしろいサービスだなと思いました！

「即日払い」とは発注者宛の請求書（売掛債権）を【FREENANCE】 が買い取って、そのお金を最短で翌日には銀行口座に振り込んでもらえるという仕組みです。

手数料は請求書額面の3.0％～10％で、買い取り限度額は最高300万円までです。

この手数料と限度額は、振り込み専用口座を使えば使うほど、優遇されていきます。

もちろん、取引先にこの即日払いを利用されていることは知られません。

即日払いであればキャッシュフローが改善されるので、事業の資金繰りが厳しいな…というピンチな時期にはとても便利なサービスです。

即日払い以外は無料でサービスを受けられる！

請求書の現金化（即日払い）は手数料がかかりますが、振り込み専用口座の開設だけであれば無料です。「あんしん補償」にも無料で加入できることを考えると、フリーランスで仕事をしていく上では、総じてとてもメリットのあるサービスだと思いました！

いざという時の「請求書の現金化」という選択肢も安心感がありますよね。

「フリーナンス」に対するネット上の反応

クライアントの代わりに報酬を即日払いするフリーナンスはフリーランスの救世主になるのでは。。。#freenance

— KUNI (@kuni_web) 2019年5月8日

フリーナンスの申し込みをした。
危機感200%アップ期間中なので、その間にやっとかないと。まためんどくさくなるから。

— sherryʕ•ٹ•ʔ (@sherryworks) 2019年5月7日

やはりフリーランスとして働かれている方はリスクと隣り合わせですよね。

働き方改革が叫ばれる世の中、こういったサービスがどんどん増えてフリーランスとして仕事がしやすくなるといいですね！ 

【まとめ】「入っておいてゼッタイに損はない」

この「入っておいてゼッタイに損はない」、これはフリーナンスの公式HPに掲載されている言葉です。

たしかに、私のようなスモールビジネスを運営している者からすると、「あんしん補償」加入のリスク管理と、いざというときの「即日払い」は、とてもありがたいサービスです。

仕事上の事故もなく、安全なキャッシュフローを心がけていても、フリーランスの身は大きな企業に比べると弱い存在です。専用口座が「法人からの振込のみ」というデメリットはありますが、全体を通して考えると、デメリットをはるかに超えるメリットがあるのでは、と思いました。

かくいう私も登録しました。フリーランスとして仕事をされている方は、この機会に検討してみては。