猫と芝生で昼寝したい。

行き詰ったとしてもどうにかなるから、とりあえず猫と芝生で昼寝しようよ。

休職中のおすすめの過ごし方。

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休職。社会人になってからは、まとまった休みなんで年末年始の一週間程度しかとっていなかった私が、会社を辞める前に、2カ月間の休職を経験しました。


元気なころの私なら、まとまった休みがあれば、ここぞとばかりに山に登ったり、旅行にいったりしていたと思います。

もちろん休職中にそんな元気は無かったので、気力が落ちている私が休職中にしていたことやおすすめの過ごし方をご紹介したいと思います。

ちゃんと回復するから大丈夫。安心して休んでね。

 

 
第一に睡眠、第二にぼーっと。

まずはもう、これです。睡眠。寝る。横になる。ぼーっとする。
ひたすら寝ていました。特に最初の1か月間は寝ているか、起きていても横になっていることが多かったです。

体が動かずに、ベッドの上で過ごしている時間がとても多かったです。
特に午前中はほとんど横になっていました。

動かなければいけないと思いつつも、体がうごかずに、自分のことをダメだなぁと思ったり、こうして私が寝ている間にも、職場の人たちは私のかわりに仕事をしてくれているんだよなぁと申し訳なくなったり、落ち込むことも多くありました。

でも、治療に専念するために休養をもらっているんだから、休むことに集中しよう!と頭をきりかえ、「いま私は体と頭を休めている。これでいい。休むことが仕事。」と思い込むようにして、ただただ横になっていました。

主治医からの、「何もしなくていいからね。休んでいたらいい。」という言葉にも救われていました。

 

体が動くときに、家のことを。

午前中は横になっていることが多かった私ですが、午前中に体がすこしでも動くときは、洗濯をしていました。晴れている日は太陽の光を浴びることが心地よく、少し元気になるような気がしました。

朝日を浴びることは体内時計を調整することにも役立つので、体がうごくときはおすすめです。休職中は昼夜逆転してしまう方も多いと思うので、無理のない範囲で。

大事なのでもう一度言います。無理のない範囲で!!


私は午後は気分が楽になることが多かったので、料理をして過ごすことが多かったです。人によっては家事をすることもしんどいと思うので、私は体が動く方だったと思います。

もともと料理が好きだったこともあり、料理をしているときは何も考えずにいられました。
主治医からも、料理はクリエイティブなことだから、できるときにやったら良いねとアドバイスをもらっていたので、調子の良いときは、普段つくらないような時間のかかる料理をつくりました。牛すじカレーを作ってみたり、チョココロネを作ってみたり。

作った料理をおいしいと言って食べてもらえると、大げさかもしれませんが、自分の存在価値を感じられるようで、精神的にも良かったなと思います。


近所への買い物

休職中は、人に会いたくありませんでした。会う元気もなかったです。

誰かに会った時の、「元気?」とか、「最近どう?」っていう何気ない会話をすることさえおっくうでした。
友人から食事の誘いがきても、予定があると嘘をついて断ってしまうこともありました。

心を許している友人とは会いましたが、それでも会ったあとはどっと疲れが出ました。

まず出かけること、人混みに行くだけで体力を消耗してしまいました。
今まで満員電車にのって毎日通勤していたなんで信じられない…という状態です。

ですが、もともと外出することが好きだった私は、一日家にいることも苦痛に感じたため、近所のスーパーに食材の買い出しだけには行っていました。
少しだけでもメイクをして、洋服を着替えて、近くのスーパーに買い物に行く。
それだけでも社会とつながっていられるような気がしました。


公園に散歩に行く

私は無類の公園好き、芝生好きです。

以前から一人で行くことも多く、広い公園の芝生で風を感じながら本を読むことが至高の時間!という人間でした。
新宿御苑が好きでしたが、入場料が値上げされてショックをうけています…)

休職してから1か月程度たった頃に、彼と公園に出かけました。
広い公園をプラプラと歩き、広い晴れた空を眺めていると、深呼吸したくなるような気分になりました。あぁ、私は自然がないと上手く生きていけないな…としみじみ感じました。
(そりゃ、都心のビル群のなかで毎日PCに向かって仕事をしていたら体調崩すよ…)

広い空とか、木々や季節の花なんかを見ていると、癒されるんですよね。
さらに、公園は無料。休職中はお金の不安もあるので、これも地味にうれしいポイントでした。


本を読む

休職中は図書館にも行きましたが、図書館内で私の仕事に関係する本を見ると心がザワザワとしてしまったため、すぐに行かなくなりました。

ですが、読書はしていました。
頭の処理能力が落ちていて、あまり長い時間集中して読んだり、早いスピードで読むことはできませんでしたが、少しずつ、読み進めていました。

私が読んでいたのは、仕事に関係がなく、おだやかで、肯定的な内容の本です。

dokodemo28.hatenablog.com

 
自分の凝り固まった考え方をほぐしてくれるような、一度ドロップアウトしたくらいどうってことないよと背中を押してくれるような本を読んでいました。

 

【まとめ】心が赴くままに、自分のペースで好きなことを。

家事をしなきゃ、早く復職できるように朝7時には起きないと…。
そんな風に焦っていたら、しっかりと休養はできなかったと思います。

横になってばかりの自分に、だらしなさ、ふがいなさを感じることも多々ありましたが、必要な時間であったと今では思えます。

出来ないことは仕方ない、少しでも出来たことは自分をほめる、それくらいの感覚で自分を甘やかしていました。徹底的に休んで、まわりのペースに流されず、自分のペースで心が赴く方向に。心地良いと思えることをする。休んでいる自分も受け入れる。

そうして過ごしていると、自然と焦りや不安感も減っていきました。

だから、だらだらして好きなことをしようというのが結論です。

私は本が好きなので読書をしていましたが、映画やアニメが好きな人は、動画をぼーっと見ながら過ごしてもいいと思います。

 

見ているようで見てなくてもいい。

動画サイトの無料トライアルとかもあるのでお金の心配もいらないです。

おすすめは、U-NEXT 。休職中はよくぼーっと眺めてました。

 

とにかく決して焦らず。だらだらしていいんです。

マイペースに。大丈夫!!